
日本国内には相当な数の沖縄病患者(移住したいだの旅行したいだの日々沖縄のことを考えている人たち)が確認されているそうですが、そういう人々の症状として、三線を独りで練習しているというのがあります。お師匠さんや先生も仲間もいないので、課題曲もなく、人前で唄うこともありません。そんな人たちには共通の悩みがあるといいます。それは三線の教本(工工四)を買ってきていざ弾いてみても、同じ演奏をしている音源がないということです。民謡の場合はタイトルは同じでも演奏スタイルは微妙に違ったりしますので、要は耳で曲を覚えられないわけですね。そこへ行くと、この「BEGINの唄本シリーズ」は大変貴重な教本です。何しろBEGINの出世アルバムであるオモトタケオシリーズの三線用スコアということで、CDさえ持っていれば耳でもそのまま確認できるわけです(一部簡略化したスコアもあり)。BEGINのメンバーによる各曲の演奏上の注意点なんかもあったりして、ファンアイテムとしてもなかなかよろしいのではないかと思います。
しかしながらドレミ出版さんにひとつだけ注文。なんでスコアなのにテカテカのコート紙なんですか??もう光が反射しまくりです。重版があるのならそのときはもう少しマットにして頂きたいものです。肝心なところで「うわ!テカって見えん!!」と独りでテンパってしまいます。…やっぱりテンパるときも独りなんですね。